こんにちは‼asaです。
だんなと犬山城にきてます。
犬山城レポ③記事目、ついに本丸に到着‼
歴オタだんなのナビとともに、見どころをゆるっとお届けしていきます。
これまでの犬山城レポはコチラ↓↓
「シロイコ!!」は初心者むけのお城&周辺情報ガイドです。
知識あるなしカンケーなく、みんなでお城を楽しめる方法を発信してます‼
本丸に突入|100名城スタンプ&かくれフォトスポット‼
本丸の入り口
鉄門とよばれるココは犬山城の最後の砦‼
門の上に建物(櫓)がのっかってる「櫓門」というやつで、今は管理事務所として使われてるっぽい(100名城スタンプもここ)
今ある鉄門は復元された模擬門なんやけど、復元してくれてほんとうれしいよーーーー
この門があると「もうすぐ犬山城‼」ってゆーテンションが爆上がり こういう人多いんじゃなかろーか??未訪の方はぜひ体感してほしい‼
犬山城がイケメンに撮れる‼かくれスポット
犬山城、みえたーーー!!!
イケメン‼武骨‼渋い‼
ちなみにこれは管理事務所の出口から撮影したやつ もちろんだんなが撮った
2Fやからちょっとのことで見晴らしめっちゃよくて、写真もきれいに撮れる
ただめっちゃ狭い&通り道やからタイミング誤るとめっちゃ迷惑なるし、人がいない時を狙ってサッと撮るべし
本丸散策|天守だけじゃない!!犬山城の魅力はここにも
本丸は広々してて売店もあるし、ベンチもあるから休憩してる人もちらほら
GWなだけあって人めちゃくちゃ多くて、登閣まちの列はディズニー?USJ?レベル なんたって120分まち
お城がにぎやかなのはうれしいけどとにかく暑いし、もちろん直射日光モロ浴び。この日、日やけ止め対策ちょっと緩くてさ・・・気分的に5歳くらい老けた気するわ
夏の大型連休に犬山城いこうって方、水分補給と日焼け対策はほんと万全にしていってほしいです!!
まずは本丸散策‼
ここからはだんなナビONで進みます。
「犬山城の歴史」説明書き
犬山城は英語表記も多いから、日本語不得意な海外の方も楽しめるよね
あとから書くんやけど、こーゆー日本古来の言葉を英語で表現するとやたら微妙かわいい仕上がりになるってゆーか・・・「わかるわ」って方、いませんか??
御神木の「大杉様」
天守近くにある大木
御神木らしい
幹にまとっているのは凌霄花、はじめて聞く名前
ググってみたら、花言葉は「名誉」「名声」らしく、なんか犬山城に似合うなぁ
木曽川直行ルート「七曲門」
ここね、休憩スペースかと思ったら
れっきとした遺構やった 石垣あるし、ふつうに考えたらそうか・・・
本丸の裏口(搦手門)だそう
犬山城は「後堅固の城」っていわれていて本丸の北は断崖絶壁、
その先には木曽川が流れてる。
でも木曽川に直通できる裏口もつくられてたんよ、それが七曲門
お城の背後が断崖絶壁かぁ・・・
たしかに守りはカタいけど正面から攻められたら逃げ場なさそう。
守りの堅さが命取りになることもあるからな~
結局背後から攻められて落城するんやけどな。
いやぁ・・・川渡って崖登って攻めてくるって正気の沙汰ジャナイヨネ~・・・・
ちょっと尺が足りないのでここでは割愛しますが、こまかいことは次のまとめ記事で書こうかな??
ちなみに七曲門、今は通れないみたいで残念
迫力の野面積み「天守台の石垣」
犬山城の石垣は野面積み
ほとんど加工してない自然の石(割るくらいはしてる)を積み上げていくやり方で、いくつかある石垣の積み方でいちばん古い方法
たしか犬山城って現存12天守の中でも一番古いんよね??
やし、石垣の積み方も古いってこと??
せやな。犬山城は1537年築城やし12天守では一番古い
野面積みは16世紀中盤位までの城に多いし、計算は合うな
っていうか、石の積み方ってどーして変わっていくの??
どんどんスタイリッシュになってくよね、見た目重視??
野面積みは耐震性あって水はけもいいから雨にも強い
けど高く積み上げにくいな。
あとデコボコしてるから敵が登りやすい。
たしかに、足引っかけるとこあったら「ワンチャンいけるんちゃう」とか思われそうで怖い
そいえばさっき小さい子が石垣でボルダリングしててお母さん必死で止めてた 本能で登りたくなる感もあるな、なんか
ただくっついてるだけじゃない「付櫓」
犬山城を下から見上げてみた!!
かっこいいね、雲ひとつない青空に映える
天守の横にくっついてる櫓(そのまんま、付櫓)、バランスいいんだか悪いんだか的な感じやけど 美的センスないからようわからん
犬山城の付櫓は天守に入ろうとする敵を側面攻撃する場所やで。
れっきとした防御設備だそうです
お城ってほんとムダがないなぁ
天守入城|さすが国宝5城‼Asa的見どころ8選
天守へは靴を脱いで入るスタイル、自分の靴は配布されるビニール袋に入れて持ち歩くかんじ
閑散期だけでも靴箱あったらなぁ・・・と前きたときも思ったっけ これからに期待
見どころ①|天守地下階の壁面
入口は地下2階
地下といっても地面の下じゃなくて、天守台(石垣)のなかに部屋があるって感じ
入口あたり、混んでて写真とるのあきらめた
公式サイトに提供画像があったからそれをぜひみてほしいです
壁面が石垣がむき出し‼
戦国時代きたって感じするよねぇ
これ、ほんとテンションぶちあげてくれるんだーーーーー。すき
見どころ②|急すぎる階段
「それ見どころか?」といわれるとアレなんですが
とにかく階段の角度きつい、そして段差大きい
もちろん手すりはあるけど結っっ構こわい
特に小さい子はほんと慎重にいかないとやし、妊婦さんは絶対アカン
ねぇ、この角度伝わる??
45~50度くらいありそうよね
お城の階段が急なのは「敵がひょいひょいのぼってこれないようにするため」といわれるけれど、のぼってるときに上階から攻撃されたらたしかに終わる
ちなみに現存天守のうち階段が一番急なのは丸岡城
最大角度は約62度
それはもう階段ではない、はしごや・・・
見どころ③|上段の間・武者かくし
天守1階の真ん中には部屋が4つあって、そのひとつがこの「上段の間」
ざっくり、お殿様の部屋
部屋の奥には「武者かくしの間」
お殿様の危機にそなえて家来がこっそりスタンバイしてたとこ
大河ドラマでもよくみる、お殿様が襲われそうになったときに家来がバーンて出てくる、あそこ
ここの戸を開けたら別部屋(納戸の間)につながってるみたいで、つまり「納戸の間=武者かくしの間」ということっぽい
見どころ④|武者走り
1階と2階にある「武者走り」(写真のは1階)
兵がお城の中を移動するときの通路のことで、廊下みたいなもの
犬山城はフロアの真ん中に部屋があって、そのまわりを武者走りがぐるっと取り囲むスタイル
床に出っ張り(敷居?)で武者転ぶやんって思ってたら、「ここの武者走りは元々部屋だった」そうで(参照:城びと)、部屋を武者走りにリフォームしたらやむなくこうなってしまったよう
なので設計ミスではないというか、まぁ大工さん(でいいのか?この時代)もそんなアホちゃうよね
2階の武者走りは生粋の武者走りで敷居もないのでぜひ比べてみてください アホなので写真撮り忘れ
見どころ⑤|唐破風
唐破風とは
ココのことです 赤枠太すぎた・・・
破風(屋根の側面についてる板)はいろいろあるけど、
なかでも頭の部分に丸みがあるのが唐破風
唐ってつくし、中国由来?
いや、れっきとした日本の伝統建築
ちなみに防衛的な意味はなく、100%ビジュアル目的っぽいです
内側からみるとこんな感じ、小部屋になってます
KARAHAHUROOMってなんかかわいいじゃない
こうやってみると犬山城ってほんとデザイン性高い
唐破風の上の階、扉の横に2つついてる窓は華頭窓といって、これもビジュアル目的のものらしいです
しかもこれ、壁に窓枠がついているだけでもはや窓でもないっていう
天守は城主の威厳とか財力を示すものやから格式がすごく大事。
こういう装飾は格式を高さを示すものやからめっちゃ重要なんよ。
わたしがつぶやくともれなく応えてくれる、歴史特化型のアレクサです
見どころ⑥|石落としの間
「石落としの間」
まんま、石垣をよじ登ってきた敵にむかって石落とすところ
ただ、ココ
どこから石落とす??
ふつう、床に石落とす穴(扉)ところあるよね?
名古屋城とかでみたような・・・
こんなかんじで床に落とし口があるイメージなんやけどな
まさか窓格子のスキマから落とすとかそんなオモロなことないよね
石落としは、1階北西隅と北東隅にあります。写真は北西のもので、付櫓から張り出した部分が石落とし。この床を開いて石垣に迫った敵を攻撃します(現在は床はふさいであります)。
引用:公益財団法人犬山城白帝文庫,「犬山城について」
まぁ・・・お殿様もそんなアホちゃうよね
ちなみに外からみた石落としは
こんな感じ、キッチンの換気扇みたいな
石落とし口と下の穴がつながってて、そこからごろごろ落とされます
地味に恐怖‼
見どころ⑦|魔除けの瓦
亀の甲羅に桃
っていう、凝りまくった瓦
縁起のいい生き物代表の亀&中国で魔除けの果実といわれている桃をモチーフにした魔除け
大坂城とかにもあるで。
津山城主の森忠政公は桃で亡くなったというが、それはそれ、これはこれ
見どころ⑧|天守最上階の景色
犬山城といえば、レッドカーペット‼
めずらしいよね。
観光スポットやし敷いとこう的な??
ちゃうよ、江戸時代からあるで。
22代犬山城主(成瀬正壽)が敷き詰めたもの。
今まで集客目的だと思ってたわたし、下種の勘繰り 性格出るなぁ
天守の最上階は一面レッド
歴代城主に関する資料がいろいろ展示してある
犬山城の天守には部屋をぐるっと取り囲むベランダ的なもの(廻縁)がついてて、外に出て360度の景色を堪能できます。
ちゃんと手すり(高欄)もあるけど、結構低いから若干こわい 昔の人は背低いからとか関係あるんかな?知らんけど
現存12天守の中で廻縁と高欄があって、外に出て回れるのは犬山城と高知城だけ。
レアやで。
12天守で廻縁とか高欄ついてるの、他にもある気するけど…??
単なる飾りとか、外には出れないとか、まぁ色々あるな。
あともういっこ、なんかケチつけてるみたいになっちゃうけどさ、
床ちょっと傾いてないか?
こわいんですけど
外側がちょっと低くなってる。
雨対策やな、水が外に流れるようにってこと。
建築当時からそうなってるらしい
ゆうても古いしガタがきてるんかなとか、やっぱり思ってしまったわたし
ちょうどういいタイミングでやってきた夕暮れ
木曽川に夕日が落ちてきれいに映える
美しいね
帰り際にみた歴代城主の写真(or肖像画)
城主の成瀬さんがやたら渋イケメンやった・・・‼
特に12代の成瀬正俊さん、芸能人ばりのルックスやと思ったのは多分わたしだけではない まぁ写真も狙ってる感あるけど笑
感想|城下町も映えるけど、犬山城も渋すぎて映える。
城下町の10年前との変わりようはほんとにすごかった・・・‼
今回は犬山城めがけてきたけど、次は1日かけて城下町を遊びつくしたいなぁと思います。
犬山城は決して大きなお城ではないし派手さもないけど、その武骨で媚びない感じが逆にかっこよくて
しかも地下の穴蔵から天守の廻り縁までフルコースで戦国を味わえちゃう、なんともレアなお城です。
戦国時代を妄想して遊ぶにはうってつけのお城です!!
ぜひ、訪れてみてください。
④記事目では、観光前に知っとくと役立つ犬山城ネタをまとめてお届けします‼